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京都にあるものすごいモダニズム建築であり、それ自体がミュージアムとも名高い「京都国際会館」に迫る一冊。大谷幸夫、剣持勇ら会館に関わるひとの想いと確かな技術がありました。
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Chapter 1 京都国際会館をめぐってみよう
メインロビー 大事なことはロビーで決まる
メインホール 国際会議が行われる大空間のコンセプトは「地球」
宴会場 踊るような格子の幾何学パターンがパーティーを盛り立てる
グリル かつての喫茶店がシックなレストランに
会議場 Room D 壁のドレープが晴れがましい元プレス会場
会議場 Room C 障子まで斜めにしたこだわりの和風会議場
会議場 Room A 大空間を支える強調された台形の構造フレーム
会議場 Room B-1 / Room B-2 大きな壁に包み込まれる青と赤の間
ラウンジコーナー あちらこちらで人々の対話が聞こえてくる
控え室・打合せ室 京の街と山を遠望する部屋の数々
庭園 庭の存在が建築と自然をひとつにつなぐ
Chapter 2 もっと寄って見てみよう
家具
照明
アート
ディテール
Column1 浜秋さんのこと 井上タツ子
Column2 スワンのこと 井上タツ子
Column3 チーム京都国際会館の偉業 高岡伸一
Column4 師、大谷幸夫のこと-大谷研究室・山本敬則さんインタビュー 岩田雅希
Column5 家具デザインと建築-剣持デザイン研究所・松本哲夫さんインタビュー 川原由美子
Column6 タタキ屋という仕事-岡田石材工業インタビュー 阪口大介
参考文献
152mm×216mm / 160p / ハードカバー