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グローバル資本主義に蹂躙されるこの世界に別の光をあて、別の論理をもちこみ、異郷化する運動への呼びかけとして立ち上がった「鉄犬ヘテロトピア文学賞」第4回受賞作。
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ジャズ・サックス奏者の著者がブルキナファソやレバノン、伊勢志摩、モロッコの土地を踏みしめ、生活のなかの音に耳を澄ませながら見つめたこと。音を通して共に生きること、その可能性が浮かび上がる一冊です。
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<選評 / 木村友祐>
文章の繊細さと思考の硬質さを兼ね備えた本書は、まず、この世界の中で音が鳴り、聞こえるということについての認識を変えてくれる。人も生きものも、モノさえも、絶えず音を発し、音に包まれている。世界はこんなにも異なる響きで〝鳴っている〟と気づかせてくれる。
その他の選評はこちら
http://www.sunnyboybooks.jp/the-4th-irondog-heterotopia-iteraryprize/
133mm×195mm / 273p / ハードカバー