40歳を過ぎて本屋を開いた、岩手県盛岡市「BOOKNERD」店主・早坂大輔氏が綴る、現在進行中の物語です。 長い間、自分が本当に何をしたいのかがわからず、遠回りをしたり、人に迷惑を掛けながら生きてきた時間を振り返ると、その数々の出来事には無駄な事はひとつもなく、「これでほんとうにに合っているのだろうか、ほんとうにこれが好きなんだろうか」と自問自答しながら生きる日々の方が収穫は大きいはずだと早坂氏は言います。 そんな風に自分と同じように迷ったり悩んだりしている人たちが、本の中に答えを求めにやってくるかもしれないと本屋を開け、カウンターでじっと待っている日々はこれからも続いていきます。 183mm x 130mm / 244p / ソフトカバー