








シュールレアリスム的な幻視の詩風で、戦後のモダニズム詩の代表的詩人・吉岡実氏の『吉岡実詩集』古書で入ってきてました〇
<静物>・<僧侶>・<紡錘形>そして、末刊詩集<静かな家>などの戦後17年間のほぼ全詩篇が収められています。
著者は、散文、句集、歌集など多岐に渡り世に発表していましたが、本書は「あとがき」以外、すべて詩のみ。
杉浦康平ブックデザインで、吉岡実の詩の世界をたっぷりと堪能できる一冊です。
*古本。1967年刊行。初版。本文書き込み、開き癖、折れ、ヤケなし。ビニールカバーで保護。函付(帯なし)、全体にヤケ・シミあり。(写真2、3枚目)表紙カバー下に僅かな折れあり。(写真5枚目)フランス装。(写真6枚目)
240mm×148mm / 365p / ソフトカバー