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ストーリーそのものとも言うべき「テーマ」がプロットやキャラクターにどのような相互作用を及ぼすのかーーその機能と役割を徹底的に深掘りしながら創作法を教えてくれる一冊です◯
<目次>
イントロダクション テーマ=キャラクター=プロット
第1章 テーマとなる原理を見つける
物語のテーマとなる原理とは?
テーマとなる原理の見つけ方
暗喩としてのテーマの力
テーマを暗喩で表すための三つの質問
第2章 キャラクターを使ってテーマを作る(もしくは、その逆)
1.テーマの原理についての問い
2.内面の葛藤――その1:「噓」対「真実」
3.内面の葛藤――その2:「WANT」対「NEED」
4.内面の葛藤を二つの選択肢で表す
5.キャラクターの内面の変化とプロットの変化
テーマに沿った主人公を選ぶ
第3章 テーマをプロットで立証する
プロットは必ずテーマに関連させる
敵対勢力は主人公のテーマの主張に挑戦する
敵対勢力の種類
敵対者が主人公とつながるべき理由
三つのアークとテーマから敵対者を考える
ストーリーの中で敵対者が満たすべき四つの条件
第4章 脇役を使ってテーマを発展させる
脇役はどのようにテーマを表すか
脇役とテーマを磨く
脇役を使ってテーマを複雑に表現する
脇役を使って主人公を豊かに表現する
第5章 テーマとメッセージを区分化する
テーマとメッセージの違い
テーマに合うメッセージの見つけ方
複雑な倫理を問うには
第6章 サブテキストを深める
サブテキストの謎を解く五つのステップ
キャラクターのサブテキストを深める
セリフのサブテキストを深める
第7章 シンボリズムで意味を表現する
シンボリズムのタイプ1 小さなディテール
シンボリズムのタイプ2 モチーフ
シンボリズムのタイプ3 暗喩(メタファー)
シンボリズムのタイプ4 普遍的なシンボル
シンボリズムのタイプ5 隠れたシンボル
第8章 物語に最適のテーマを設定する
独自性のあるテーマの書き方
力強いテーマには「正直さ」が大切
第9章 初稿でテーマを描く
1.プロットとキャラクターとテーマの編み合わせ
2.主人公の目的と敵対者の目的の編み合わせ
3.主観と時間軸とプロットポイントの編み合わせ
「真実チャート」でテーマを把握する
すべての章でプロットとキャラクターとテーマを編み合わせる
第10章 読まずにはいられないストーリーを作る
表面上は何について描いているか
本質的には何について描いているか
優れたストーリーの五つの秘密(忘れやすいこと)
「重みがある」フィクションの書き方
テーマを使ってまとまりと共鳴を生む
付録 五つの主要なキャラクターアーク
すべてのアークに共通の六つの材料
ヒーロー的な二つのアーク
ネガティブな変化のアーク(三種類)
参考文献
訳者あとがき
A5サイズ / 264p / ソフトカバー