出生率が「１」を切る（日本は「1.30」（2021））現代の韓国で、子どもを持たずに生きる女性たちの悩みと幸せに迫ったノンフィクション『ママにはならないことにしました』が入荷です。 子どもを産まないと決めた著者が、ある日「１人ぐらい産んでおいたら？」と姉に言われことがきっかけで不安が止まらなくなり、同じ選択をした17人の女性たちに会い、彼女たちの声を集めます。 ある人は家族について、ある人は仕事について、ある人は韓国という社会について、彼女たちが語る「ママにはならない」理由に、一つとして同じものはなかったのでした。 結婚＝出産という考え方ばかりに囚われず、それぞれが選択した生き方の中で幸せを感じられることこそが大切であると気づかせてくれます。 四六判 / 298p / ソフトカバー