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「いちばんのなかよし」を失った者たちによって紡がれる、めぐるいのちへの希望の物語『うさぎのクーモ』。
みづきといちばんのなかよしだったうさぎのクーモと突然の別れがやってきます。みづきはそれから誰とも口を聞かなくなり、部屋からもでなくなってしまいました。そして、ある満月の夜にクーモのきょうだいだというトーボというさぎがみづきを「うさぎの国」へ連れ出しますーーー。
全編銅版画で描かれた絵本は、美しい色彩と揺らぎの中に時空を超えたような不思議な感覚を憶える一冊です。
発行:クルミド出版
270mm x 235mm / 56p / ハードカバー