日本の グラフィックデザイナー であり、アートディレクターでもある永原 康史氏による『日本語のデザイン』が古本入荷。
組版をデザインの問題として考えるなら、基本としてのベタ組はすでに役割を終えて再検討されるべき時に入っていると提示した著者ーーー。
基本を持たない組版システムの考案を睨んで、日本語とその文字表現についての変遷を追います。
【目次】
1章 日本の文字(外国語としての漢字;ひらがな誕生)
2章 ひらがなの構図(ひらがなの表現;絵と文字)
3章 女手の活字(出版のはじまり)
4章 画文併存様式の読み方(絵と文字のその後;崩れゆく文字)
5章 アルファベットの冒険(ムーヴァブルタイプが生んだもの;タイプライティング・スターツ ほか)
6章 文字産業と日本語(明治の混乱と組版;日本語組版と明朝体 ほか)
258mmx185mm / 131p / ソフトカバー
*2002年刊初版。古本。文書き込み、開き癖、折れ、ヤケなし。角に若干の痛みあり。
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