other
SOLD OUT
写真家・植本一子さんと小説家・滝口悠生さんが、ときに応答しながら、親密な手紙を交わした『さびしさについて』。
母のこと、子どものこと、文章を書くこと、社会のこと、戦争のこと、過ぎ去った日々のことーーー気持ちよい正直さと、迷いにあふれるやりとりが不思議と心地よい一冊です。
【目次】
滝口さんへ 往復書簡をやりませんか?
一子さんへ 絵を習っていた話
滝口さんへ チャイルドシートを外した日
一子さんへ 思うようにならないこと
滝口さんへ 離ればなれになる道
一子さんへ 凡庸な感慨
滝口さんへ さびしさについて
一子さんへ 「み」の距離
滝口さんへ 誰かと一緒に生きること
一子さんへ 子どもの性別
滝口さんへ 最後に会ったのはいつですか
一子さんへ 家事について
滝口さんへ 母の言葉
一子さんへ 誰かに思い出される
滝口さんへ 誰かについて書くこと
一子さんへ ひとりになること
滝口さんへ いちこがんばれ
一子さんへ 愛は時間がかかる
滝口さんへ ひとりは、わるいものじゃないですね
一子さんへ 生活
文庫サイズ / 256p / ちくま文庫