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「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社「夏葉社」創業者の島田潤一郎さんによる真摯な思いを綴ったエッセイ『古くてあたらしい仕事』が文庫版になりました。
庄野潤三小説撰集を通して出会ったご家族たち、装丁デザインをお願いした和田誠さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で「だれか」の手に届くと信じて本を作り続ける島田さんの「原点と未来」を語った静かに熱い一冊です〇
【目次】
<だれかのための仕事>
仕事がしたい/風で揺れるカーテン/本と本屋さんが好き/だれかのために/お金という物差し/一編の詩から/教科書営業の日々/すべては延長線上に/事業計画書/復刊という選択/ひとり出版社の仕事/自分の仕事の場所をつくる/手紙のような本/さよならのあと/海辺の町で
<小さな声のする方へ>
だれでもやれる/職種について/巨大資本から逃れて/大きな声、小さな声/好きな本から学ぶ/本は人のよう/ひとりではできない/あたらしいもの/一冊の本、ひとりの読者/若い人たち/はじめる勇気、待つ勇気/山の上の出来事/本の力、文学の力/人と人のあいだに/忘れられない人
文庫版 / 224p / ソフトカバー