2021年から千葉市美術館・青森県立美術館・高松市美術館・埼玉県立近代美術館・うらわ美術館を巡回したタイガー立石氏の展示公式図録『大・タイガー立石展　POP-ARTの魔術師』が古本入荷。 どの時期のものであっても、さまざまなできごとや観念が地層のようにつみ重なっています。このため、「見る」だけではなく「読む」ことによって、作者がつくり出した世界だけでなく、わたしたちの思考の回路も多次元にひろがるかのようーーー。 約250点の作品・資料によってその多彩な活動をたっぷり詰め込んだ一冊です。 【目次】 〇ごあいさつ 〇Foreword 〇積算される不二−タイガー立石の「立石×3」世界／ 椹木野衣 〇ニタリア国トラ夢譚／ 篠原資明 〇タイガーとの小さな旅／ 市毛富美子（聞き手：菊池真央） ＜図版＞ 1. Prologue　田川〜大地の記憶 2. 1961-1969年　虎は世界を駆けめぐる〜絵画から漫画へ 3. 1969-1982年　ミラノの虎 4. Interlude　漫画と絵本の仕事 5. 1982-1998年　再びの日本〜こっちにタイガー、あっちに大河亞 6. Epilogue　水の巻 ＜論考・資料＞ 〇もう一度、「観光芸術研究所」を勘考する／ 工藤健志 〇イタリアと巡りあって／ 平野到 〇幕間より／ 滝口明子 〇主要作品解説／ 牧野裕二、平野到、滝口明子、工藤健志 〇文献目録 〇年譜 〇出品リスト 〇あとがきにかえて／ 平野到 297mm×210mm / 249p / 無線綴じ ＊古本。本文書き込み、開きくせ、折れなし、僅かにヤケあり。角に若干のイタミあり。2021年初版。