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150年の歴史を持つ東京国立博物館(東博)の収蔵品、その建築空間と内藤氏との出会いから始まりまった展示「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」の図録を兼ねた一冊『内藤礼 生まれておいで 生きておいで』。
1万年という時を超え、内藤氏は縄文時代の土製品に自らの創造と重なる人間のこころを見出します。そして、そこに「生の内と外を貫く慈悲」を感じたといいます。
自然光に照らし出される展示室では、かつて太陽とともにあった生と死を、人と動植物、人と自然のあわいに起こる親密な協和を、そっと浮かび上がらせています。
*写真:畠山直哉、髙橋健治
*執筆:内藤礼、鬼頭智美(東京国立博物館学芸企画部上席研究員)、三本松倫代(神奈川県立近代美術館主任学芸員)、品川欣也(東京国立博物館学芸研究部主任研究員)
*デザイン:木村稔将
297mm x 225mm / 144p / ソフトカバー/ 日本語・英語
HeHe 刊