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中卒、アルコール依存症、ホームレスなど破格の経歴をもつ道具屋店主・川井俊夫氏による、金と汗と汚物と愛にまみれた“冒険”の数々を、唯一無二の文体でつづった痛快私小説『金は払う、冒険は愉快だ』。
関西某所のとある古道具店。その店主は、かつてブログが登場する以前のインターネットで多くの読者を魅了した伝説のテキストサイトの著者だったーーー。
どこを切り取ってもとんでもなく下世話でどうしようもないけれど、読み進めるとその口の悪さに愛しささえ感じてくる不思議な表現力に圧倒されます。
四六判変型 / 208p / ハードカバー
素粒社 刊