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意味も定義も説明も証明も求められず、ただそこにあるものとして観測される文章や表現が集まるための場所として、だれにでもひらかれた文芸誌『石としてある 第1号』。
自分自身のあり方や立ち居振る舞いについて、説明を求められたり勝手に解釈されたりしやすい現代社会ーーー。
他者からの一方的なまなざしやわかりやすいストーリーから遠く離れ、説明できなさや定義できなさを享受し、曖昧で流動的な瞬間を記録して積み重ねていくような場所として存在してくれる一冊です。
【目次】
〇エッセイ|dot./瀬川 貴音
愛という〈呪い〉を纏わせ生きること。
〇エッセイ|だいき
狼煙と火元
〇写真|おがわまき
私たち、なけれねばならぬものたち
〇小説|オカワダアキナ
ポスト・プール
〇エッセイ|ヤマザキやーゆ
地球沸騰化時代の到来、ことばの萌芽
〇漫画|とりにく
今日の生き方
〇エッセイと写真|るり
あなた(たち)へ
〇エッセイ|とりうみ
水の中で半ば目覚め、半ば眠っている
〇エッセイ/小説|灰田 条/thur.
きしとこどくの話
*編集発行:本屋メガホン
*デザイン:和田拓海 (本屋メガホン)
182mm×105mm / 90p / 無線綴じ
本屋メガホン 刊