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web日記の第一人者であるライター、古賀及子さんによる初の本格エッセイ集『気づいたこと、気づかないままのこと』。
幼少期のニュータウンでの暮らし、おばあちゃんや恋人との思い出、産まれて育つ子どもたちとの日々ーーー。
人生のあらゆる場面を縦横無尽に切り取った、古賀さんの魅力や人間性がこれでもかと詰まっています!
【目次】
〇朝霧装飾
〇めがねの道
〇ものが水に溶けるとはどのようになることか
〇風船のまち
〇生協のカタログだけがおもしろい
〇新宿郵便局留
〇リステリンの泉
〇抱っこして行かれますか
〇わたしたちのパンプキン
〇変だと思った俺やお母さんの目が未熟だったのかもしれない
〇ねこからとても遠い
〇せかいの恋人たち
〇劇薬としての音楽
〇和菓子を売っていまして
〇のどのたこ取り
〇まさか世界がひとつとは
〇8人、いまこの瞬間
〇これほど恋らしい2000円
〇シングルレバー混合栓
〇この世のすべては集めなかった
〇渡り廊下と札幌
〇卵を割るのが下手になった
〇窓のそとはあかるい
〇よなかの親子
〇感動に宿った確かなうるささ
〇私たちは何でしょう
〇iPhoneを無駄に買う真実の人生
〇いちじく
〇次のおとなへ押し上がる
〇解説 長嶋有
*note「シカクのひみつマガジン」の連載を中心に、過去に古賀さんがブログで公開していたものや書き下ろしを加えています。
四六判 / 184p / ソフトカバー