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サニーでも好評だった『数と夕方』(2017,左右社)以降の作品を収録した管啓次郎氏による詩集。犬と人の関わりをうたった「犬探し」にはじまり「犬のパピルス」で終わる、いつの日もわたしたちのそばにいた犬のように読む人を励ます言葉たち。
「待っているよ、きみを
あの山のふもとで
きみがその頂をめざすとき
ぼくもついていく
ぼくはパピルス
きみの心にあって
きみが忘れたすべてを
ぼくが覚えておくよ」
_「犬のパピルス」より
108mm×188mm / 224p / ソフトカバー