ドイツ文学研究・比較文化研究をしている京都府立大学の大学教員・横道誠氏『みんな水の中』入ってきてました〇 ASD（自閉スペクトラム症）とADHD（注意欠如・多動症）を診断され、子どものころから「稀代の変人」として、生きづらさに苦しんでいた著者。 そんな中、「文学」と「芸術」に出会い、「発達障害」の先人たちの研究をしながらに仲間と語り合い、翻訳に没頭することが救いとなりました。 「そこまで書かなくても」と心配になる赤裸々な告白と、ちょっと乗り切れそうもないような出来事が巻き起こる日々をユーモアを交えて記録した、かつてない当事者研究です。 210mm×150mm / 270p / ソフトカバー 装画：阿部海太