本のなかに佇む言葉をひろい、丁寧に印刷と製本をして冊子に綴じるヒロイヨミ社による新しい冊子。サニーでの「fumbling」展でお披露目されました。 本を読むこと、読めないこと、言葉を綴ること、書けないこと、そして作りそこなうままならないさまをめぐって、言葉と本としての形を手探りしながら生み出された一冊です。 とりとめもなく浮遊する文字が、右から左に自由に展開される冊子の中でなんだか楽しそう。いくつかの定規を使って描かれた幾何学的な絵も印象的です。専用カバーに挟んでお届けします。 183mm×138mm / 40ｐ / カバー活版印刷 / 糸綴じ手製本 / 冊子表紙一部バーコ印刷 / 本文リソグラフ印刷 【プロフィール】 ヒロイヨミ社｜ひろいよみしゃ 山元伸子によるリトルプレス。 言葉と紙と印刷の関係をさぐりつつ、 かろやかな〈本〉として詩歌のアンソロジーなどを制作する。 https://hiroiyomu.blogspot.com _ ◯展示情報はこちら https://sunnyboybooks.net/news/643cb517fc29e8002d2d6f47