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吉祥寺のひとり出版社「夏葉社」を創業し、文学をこよなく愛する島田潤一郎さんが、これまで本と過ごした生活と、いくつかの忘れがたい瞬間について考え、描いた37篇のエッセイ『長い読書』。
小説を読みはじめた子ども時代、音楽に夢中でうまく本が読めなかった青年期から、本を作り、仕事と子育てのあいまに毎日の読書を続ける現在までーーー。
読むひとの時間に寄り添い、振り返ってともに考える島田さんのお人柄を感じるあたたかな散文集です。
四六判 / 256p / ソフトカバー