類い希なアーティストたちのもっとも身近にいた実験的映画作家、メカス氏による交友を記録した『メカスの友人日記―レノン・ヨーコ・マチューナス』が古本入荷。
きまじめで権威的な既存の芸術を打ちこわす「フラクサス」。ハプニングを表現形態としたこの活動は1960年代にニューヨークを中心に国際的に広がりました。そんな時代を共に生きた彼らとの会話や手紙、日記や作品を丹念に掘りおこし、輝ける一時代を切り取った一冊です〇
【目次】
〇映画祭のあとで―会話 ジョン・レノン ヨーコ・オノ ジョナス・メカス
〇夜明けの門から―手紙 ヨーコ・オノ、ジョナス・メカス
〇ヨーコ/ロック―リチャード・フォアマン
〇些事の達人―手紙、楽譜、ニュース・レター ジョージ・マチューナス
〇十年後―日記から ジョナス・メカス
〇フラクサスの歴史をお話しする―ジョージ・マチューナス
〇ソーホーについてのノート、そして追憶―ホリス・メルトン
〇フラクサスの誕生―マッツ・B
〇遺言―ジョージ・マチューナス
四六判 / 226p / ハードカバー / 晶文社
*古本。1989年刊初版。本文書き込みなし。全体に開き癖、ヤケ、ヨレなし。見返しにシミ、ヤケあり。角に若干のイタミあり。