およそ30年前からオブジェとしての本を撮り続けている潮田登久子さんと、登久子さんの写真だけを手がかりに本を読み続けてきた島尾伸三さん。この本は、夫婦でもある二人が私家版として刊行した『本の景色 bibliotheca』(2017) と『ビブリオテカ 本の景色「撮影ノート」』(2021) の2冊を統合再編集し、『本の景色 bibliotheca』の未収録写真を含む40点の写真を収録し、新しく島尾さんのコメンタリーをつけた日英対訳本です。
いく年にもわたり続いている、人と本との関わりの歴史のようなものがページをめくるごとに静かに形作られていく感じがします。
翻訳:ミヤギフトシ
A5サイズ / 128p / 上製本
発行:BONBOOK
<プロフィール>
島尾伸三 / Shinzo Shimao
1948年生まれ。奄美大島で育つ。1974年東京造形大学部写 真専攻科卒業。 1978年潮田登久子と結婚。ともに、中国。香港の庶民生活のリポートを始めて今日にいたる。 著書に『季節風』、『生活』(ともに1995年)『まほちゃん』(2004年)『中華幻紀 WANDERING IN CHINA』(2008年)などがある。
潮田登久子 / Tokuko Ushioda
1940年、東京都生まれ。桑沢デザイン研究所で、石元泰博、大辻清司に師事し、1963年に卒業。写真家の道に進む。1966年から1978年まで桑沢デザイン研究所及び東京造形大学で写真の講師を務める。1975年頃よりフリーランス。主な受賞歴は、『本の景色/BIBLIOTHECA』シリーズ(2018年)で土門拳賞、日本写真協会賞作家賞、東川賞国内作家賞、桑沢特別賞。最新著書は『マイハズバンド』torch press(2022年)。