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ライター、編集者の小沼理さんへ増刷分の印税を支払うために銀行まで歩く夕方の道すがらに前々からやろうと思っていた、本にするための日記を書くことを決意して書き溜めた『日記発、小説経由、雑誌行き』。
日記本をつくりながら、なぜか段々と雑誌に近づいていく過程の記録、という意味でこれはたしかに日記本です。
【目次】
〇巻頭創作 日常生活の冒険ゲームブック「ダイアリー ゴーズ オン」太田靖久
〇日記 2023年11月14日-12月31日
〇続・おかしな雑誌のつくりかた 『つくづく』vol.134 特集=日記
〇手前味噌 『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』小沼理
〇プロボケの不定期雑談 野毛で逢いましょう
〇無限階段#8 青野利光(スペクテイター発行人)
〇ドラマ批評 『エルピス』を飲み込めなかった夜 宮田文久
〇第三者視点 お相手=小沼理 取材・構成=碇雪恵
〇「金井タオルのキッカリ30分」の2回目(ほぼ初対面の読者をゲストに迎えて)
〇うろ覚え人生録ーーあとがきから読みたいひとのためのあとがき
〇雑誌巻末小説未遂ーー「イミテーション・カルボナーラ」金井タオル
A4三つ折りサイズ / 210p / ペーパーバック