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me and you のふたりの日記と、お互いの日記から考えたことや感じたことに手紙をそっとそえた「日記文通」の試み第2弾『me and youの日記文通 message in a bottlevol.2 』。
新型コロナウイルスによって外出や人に会うことを控え、家のなかから思考の枝葉を広げていた時期と、友人とごはんを食べたり、小さな旅に出かけたり、まだ見ぬ場所へとからだを再び運ぶようになった時期の日々が半分ずつぐらいの記録をまとめた一冊です。
【もくじ】
「アイラブユー」と言って電話を切って/歴史を知ってからつくったスープを食べる朝/怖さと向き合ったその先にも、きっと/自己回復の時間/曜日ごとに朝のテーマを設けてみる/余白をつくること、深く息をしながら/運動への苦手意識/自分は行ったことのない国のお菓子や文化/異なる時間が流れる世界/八十七歳同士の親友たち/興味の通気孔のようなもの/絶対に忘れてはいけないいくつもの層/Threadsがはじまった日/人それぞれの、遠くを思う方法/静かな王国のような早朝に/夢のなかでいろんなことの練習をしている/「自分だしいいや」とやり過ごさずに/後ろを振り返りながら歩き続ける/歩くことや旅をすることが好きな理由は/寄り道の練習/今を生きるメモリーのパッチワークキルト/イメージだけで捉えるのではなく/小さなことからでも手足を動かしてみる/自分自身の輪郭/ひとひとり分の力/新しいノート、続いていくもの/存在自体が貴重である日常/短歌の練習/切手を持ち歩こうと思った日/バーチャルの世界の木々と/「ほんとうにたいせつなこと」とスマホで押し花/純粋でシンプルな「切実さ」について/詩をもらう朝/10代の頃の自分に突き動かされて/記録することと記録しないこと/それぞれの感覚・Notionの整理/誕生日に泣く/考えや思いを言葉にすること
*日記に登場した本を一覧にしたブックガイドも巻末に収録されています。
180mm×128mm / 142p / 無線綴じ