図案家のモノ・ホーミーさんが散歩をするようなやり方で、17篇の詩に17枚の絵を描いた『頭蓋骨を散歩する』。 ばらばらの時間を行ったり来たりしながらランダムに選んでいる詩なのに、続けていくうちにひとつのストーリーが浮かび上がってくるような不思議な余韻の残る詩画集です。 - この本は、ふと何気なく途中のページを開くと、あれ？と混乱てしまうことがあるかもしれません。表紙とページが逆向きになっていたり、傾いていたり、ちょっと変な感じがするのは、じつは本をくるくると回しながら読み進める造りになっているためです。 まるい頭蓋骨のなかをくるくると散歩するような気持ちで、ゆっくり楽しんでもらえたらと思っています。 モノ・ホーミー - 182mm×91mm / 36p / 中綴じミシン製本