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辺境の地、熊野の山里旧色川村。この地で、牛耕の復活をめざす農家・外山家が、大事に育ててきた牛を食べることにーー牛を屠畜場へと運び、肉にしてもらうまで。その肉をみんなで分かち合い食べた日のこと、そして後日談が同じ村に住む千葉さんの文章と写真で記録されています。
動物と暮らすことも、動物を殺し食べることも、生と死の実感が遠くなってしまった今だからこそ、この本のインパクトは静かに大きいと思います。
山里の小さな営みを丁寧に残そうとした、らくだ舎出帆室によるノンフィクションをぜひ。
文庫サイズ / 176p / ソフトカバー
発行:らくだ舎出帆室