水俣病をはじめとする公害と闘い、被害者支援活動に生涯を捧げた環境学者、宇井純氏の言葉をまとめたセレクション全3冊揃い。
膨大な原稿の中から百本以上を厳選して収録。その足跡と思想の全体像を伝えるとともに、現代の私たちへの問いとしていつまでも機能し続けます。
<①「原点としての水俣病」目次>
1 水俣からの問い(水俣病の三〇年
一技術者の悔恨
東京でのいら立ち ほか)
2 自主講座「公害原論」(自主講座「公害原論」開講のことば
「自主講座通信」発刊にあたって
公開自主講座「公害原論」の生い立ち ほか)
3 生きるための学問(現場の目 ここも地獄
公害の学際的研究
科学は信仰であってよいか ほか)
<②「公害に第三者はない」目次>
1 公害は終わっていない("公"と"私"
公害被害者の論理(抄) ほか)
2 公害の歴史から何を学ぶか(時間の深淵を越えて(抄)-田中正造と足尾鉱毒事件
知られざる公害事件-日立煙害の教訓 ほか)
3 住民運動の現場を歩く(開発ファシズムと自由民権運動
海と陸の民の連帯をもとめて ほか)
4 公害とたたかい続けた人びと(細川一博士を偲ぶ
寒村から学ぶもの ほか)
<③「加害者からの出発」目次>
1 ある化学技術者の足取り
2 住民運動の作る科学
3 適正技術の考え方
4 水とともに歩む-下水道と私
5 沖縄の開発と環境
6 本と人に学ぶ
四六判 / ハードカバー
発行:新泉社
*古本。概ね良好。本文書き込み、開き癖、折れ、ヤケなし。3冊とも2014年初版。