「らしさ」というのは長く付きまとう呪縛のようなもの。子どもらしさ、女らしさ、男らしさ、もっともらしさ、わざとらしさ、自分らしさ、人間らしさ、日本らしさ、たしからしさ... ふとしたときにやってくる壁のような「らしさ」とは。
民俗学者の畑中章宏さんが、さまざまな「らしさ」を手がかりに、その成り立ちや、私たちの暮らしのなかにある価値観をひもといていきます。
「らしさ」に縛られずにいたいと思う一方で、「らしさ」があるからこそ生まれる豊かさもある。何かを簡単に否定したり、ひとつの答えにたどり着いたりするのではなく、当たり前だと思っていたことを、もう一度考えてみる一冊です。
168mm×120mm / 208p / ハードカバー
発行:どく社