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学校訪問などをしながらフランスにおける移民の子どもへの教育保障のあり方について調査し、共生や人権についての研究を進めている著者が、いい「評価」をもらわなければ!と子どもたちを追い詰める「学校教育」の呪いの正体を探る一冊。
学校で行われている事柄は、すべてが「学力向上のため」というお題目を立てられ、生徒も保護者もこうしたおかしな校則にも声を上げられずに、自ら進んで従順になってしまっています。
学校における「評価」で卒業後の生活の多くが決まってしまう現代社会では、なるべく高い価値をつけてもらえるように頑張りすぎてしまい、その中で傷つき、疲弊しています。
しかし、そのおかしな構造に気づいてしまったら、その子は「問題のある子」として扱われるという<ねじ曲がった環境>にあるのが、今の日本の「学びの場」で起きていることであると池田氏は伝えようとしています。
本来、学ぶということは、誰かにいい評価をつけてもらうためではなく、もっと自由で楽しいものであるべきなのです。
200mm×155mm / 264p / ソフトカバー