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ロシアの作家でフェミニスト、反戦活動家であるダリア・セレンコが描く、プーチン政権下の「公的機関」で働く女の子たちの物語『女の子たちと公的機関 ロシアのフェミニストが目覚めるとき』。
自分たちは国にとっては安上がりな道具に過ぎないけれど、もしも存在しなければ、この国は動かないのでは?ーーー。国家と社会の歪みを、日々、身体で受け止めていた彼女たちは、ついにその理不尽さに気づきます。
「国の道具」にされてきた非正規雇用の〈女の子〉たちが覚醒する物語です。
*反戦活動による政権からの弾圧を経て、現在出国中の著者による「日本語版のためのまえがき」掲載。
四六判 / 128p / ソフトカバー
エトセトラブックス 刊