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これまでウェブでアジアのインディー音楽やインディペンデントなアート情報を発信してきた「Offshore」がリニューアルし、文芸誌に生まれ変わったアジアを読む文芸誌『オフショア』の第三号。
過去の日本が行った植民地政策や侵略者としての歴史を忘却してしまったまま、日本以外のアジア地域の音楽・アート・カルチャーの受容は、グローバルな情報社会のおかげで何の垣根もなく進んでいる現在ーーー。
軽やかな交流のその一歩向こう側に踏み出して、日本とアジアの関係の適切な積み重ね方を探ります。
「後ろを振り返りながら前を向く」ための一冊です。
【目次】
〇武田力インタビュー「分断を越えるための演出術――俳優と民俗芸能の経験から」聞き手・構成:山本佳奈子
〇「芸術と力 ジョグジャカルタの知」金悠進
〇「私は如何にして心配するのを止めてマレーシアの生活を楽しむようになったか」友田とん
〇連載・第三回「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係――1990年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として」『巻き起こった地下ラジオ旋風』和田敬
〇聞き書き・第三回「営業のさちよさん」檀上遼
〇「プンムルと追悼――演奏を通じた加害の歴史の語りなおし」齊藤聡
〇「わたしと、中国の幾つかのこと」長嶺亮子
122mm× 128mm / 176p / 無線綴じ
【関連本】
〇第一号
https://sunnyboybooks.net/items/6302038dac3661458a17eb12
〇第二号
https://sunnyboybooks.net/items/643e18e6956c0c002986c029