「小山さん」と呼ばれた、ホームレスの女性が遺した80冊を超えるノートからの抜粋と、手書きのノートを8年かけて「文字起こし」した『小山さんノート』。 2013年に亡くなるまで、公園で暮らしながら、膨大な文章を書き綴っていました。「小山さん」というひとりの女性が、町を歩いて出会う物たちや喫茶でノートを広げ書く時間、そして、頭のなかの思考や空想をそのままに書き留めた一冊。文字起こしのワークショップメンバーによるエッセイも収録されています。 190mm×135mm / 288p / ソフトカバー エトセトラブックス　刊