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「me and you」の竹中万季さんが、3歳〜30歳くらいまでを過ごした三軒茶屋という街について、書き綴りながら新たに出会い直すエッセイ集。
「帰り道を歩きながら、すべての人のなかに小さな思い出が眠っていることを思うと、街を歩く人々のことが愛おしくなった。」_「母と父が幼かった頃の街へ」より
<目次>
キャロットタワーの展望台
ピンク色の服が着れなかった頃
鏡に反射するいつかの自分と
女子校の軽音楽部、行きつけのレコード屋
百年前、この街で暮らしていた人たちは
母と父が幼かった頃の街へ
酒がある場に宿るもの
わたしを覚えている街へ
B7サイズ/ 88p / ソフトカバー