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増渕あさ子|軍事化される福祉

3,520円

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世界各地で進む「軍事化される福祉」について。 米国統治下沖縄において、軍事の拡大と福祉の充実が相互に連携していった事態から、福祉(ウェルフェア)と軍事主義の共犯関係と綻びに迫ります。 沖縄をめぐる状況が、世界の問題へと繋がっていく。 <目次> ◯序章 はじめに / 生かす権力と死なす権力 / 境界空間(liminal space)としての占領下沖縄 / 軍事優先の医療衛生政策 / 沖縄戦後史における医療衛生研究 / 章構成 ◯第一章 「神に見捨てられた」島で ―アメリカ人宣教師と米軍占領下沖縄―  はじめに / 沖縄ミッションへの呼びかけ / 天皇とキリスト教の神 / 先祖祭祀とユタへの対抗 / 宣教師と土地接収 / 小括 ◯第二章 占領を「ケア」する ―米軍統治下沖縄の公衆衛生看護婦―  はじめに / 沖縄における戦前保健婦制度 / 公看制度導入の背景 / 公看の「専門化」と冷戦文化政治 / 研修プログラムと対米認識 / 生政治の境界にて:キャンプタウンにおける性病管理 / 結核対策と「規律化」ネットワーク / 結核撲滅のために「琉球」を描く / 現場における矛盾 / 小括 ◯第三章 帝国を架橋する ―トランスパシフィックな「援助・救済」 回路―  はじめに / 東西を架橋する / ハワイ沖縄移民と沖縄救済 / 日本政府のアジア太平洋開発援助プログラム / トランスパシフィックな医療ネットワークの中核(nidus)を築く / 小括 ◯第四章 「命」を乞う ―土地闘争と「救済の法」― はじめに / 「土地問題」の始まり / 補償、援助、救済 / 「乞食」する / 「島ぐるみ闘争」の封じ込め / 占領下沖縄福祉への日本政府の介入 / 「人口問題」とその解決としての移民政策 / 小括 ◯終章 境界空間における「暴力」 / 「救済」の系譜 / 戦争と福祉 / 「復帰」がもたらしたもの 155mm×217mm / 312 p / ハードカバー 発行:インパクト出版

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