秋田で70年以上にわたり、民具や農具、生活用品など50万点を超えるともいわれるものを蒐集してきた油谷満夫さん。その人生と蒐集の軌跡を、キュレーターの服部浩之さんが10回を超えるインタビューを通してたどった『蒐集がアートになるとき』。
誰かにとっては不要なものが、別の誰かにとってはかけがえのないものになる。そこには、ものを集めるという行為を超えて、時代や地域の暮らし、人びとの記憶を未来へ手渡そうとする営みがあります。
蒐集とは何なのか。何を残し、誰がその価値を決めるのか。そして、集められたものを、これからどのように次の世代へとつないでいくのか。
岩根愛さんによる撮り下ろし写真を収録。さらに、吉田勝信さんによる造本・ブックデザインが、積み重ねてきた時間を感じさせます。
四六判 / 480p / 上製本
発行:秋田魁新報社