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6年前、「後腹膜脂肪肉腫(こうふくまくしぼうにくしゅ)」という病気の診断を受けた吉﨑有希絵さんがこの希少ながんに「ピノコ」と名付け病と向き合ったお話『Pinoko Book(わたしとピノコの話)』。
ピノコと吉崎さんとの関係、治療中にであった景色のこと、その先のことが綴られています。落ち込む話も多いですが、全てが悲しいことばかりではなく、辛いことも含めておもしろい発見やうれしい発見もあったと言います。
闘病中の人もそうでない人も、素直な気持ちで「生きる」ということに向き合える一冊です。
*絵:齋藤春佳
*写真:赤木遥
*栞付。
193mm×133mm / 312p / ソフトカバー
くまねこ舎 刊