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小川公代|ケアする惑星

1,760円

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英文学者・小川公代氏が、文芸誌『群像』でケアをテーマにした連載をまとめた『ケアする惑星』。 文学的想像力によって、時代的にも空間的にも遠く離れた他者、あるいは近くにいるが理解できない他者が自分と同じ「人間」なのだという認識に触れ、想像することが大切だと語る著者ーーー。 文学の言葉の力を通して、現代の人々が生きずらさを克服できるようになるために、惑星全体がケアする人を慈しむようにと願った一冊です。 【目次】 〇1章 ”ケアする人”を擁護する 『アンネの日記』再読 〇2章 エゴイズムに抗する ヴァージニア・ウルフの『波』 〇3章 オリンピックと性規範 ウルフの『船出』 〇4章 ウルフとフロイトのケア思想 1 『ダロウェイ夫人』における喪とメランコリー 〇5章 ウルフとフロイトのケア思想 2 『存在の瞬間』におけるトラウマ 〇6章 ネガティヴ・ケイパビリティ 編み物をするウルフ 〇7章 多孔的な自己 アートと「語りの複数性」 〇8章 ダーウィニズムとケア 1 『約束のネバーランド』と高瀬隼子作品 〇9章 ダーウィニズムとケア 2 ウルフの『幕間』 〇10章 ピアグループとケア オスカー・ワイルドの『つまらぬ女』 〇11章 カーニヴァル文化とケア ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』 〇12章 格差社会における「利他」を考える チャールズ・ディケンズの『ニコラス・ニクルビー』 〇13章 戦争に抗してケアを考える スコットの『ウェイヴァリー』と〇ドラマ『アウトランダー』 〇14章 ケアの倫理とレジスタンス オースティンの『レイディ・スーザン』と映画の『ロスト・ドーター』 〇あとがき ケアと惑星的思考 四六判 / 280p / ソフトカバー

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