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前作『あいたくて ききたくて 旅にでる』が大きな反響を残し、「鉄犬ヘテロトピア文学賞」「梅棹忠夫 旅と探検文学賞」を受賞した民話採訪者・小野和子さんによる第二作目の著書『忘れられない日本人』。
果てしない知性を宿した「忘れられない日本人」たちの、生きた姿が伝わってきます。
「民話」を託したそれぞれの語り手の、厳しくも豊かな「生」のおもしろさを感じることの出来る一冊です。
【目次】
第1章 佐藤とよいさん「戸数十四戸の山奥の村に生きる」
第2章 小松仁三郎さん「おらは義務教育には参加しません」
第3章 楳原村男さん「ガダルカナルへ行かず憲兵学校へまわされて」
第4章 佐藤玲子さん「最愛の夫を失って蘇った民話の語り」
第5章 佐々木健さん「神子職を奪われた祖母が語った民話の数々」
第6章 佐々木トモさん「友はみな貸されて(売られて)いった村に生きて」
第7章 伊藤正子さん「母の語りに育まれて」
第8章 永浦誠喜さん「生涯を農民として生き抜く」
最終話にかえて 「商人の妻」
142mm×210mm / 324p / ソフトカバー
〇小野和子|あいたくて ききたくて 旅にでる
https://sunnyboybooks.net/items/5e44f76294cf7b16d872645c