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沖縄戦の只中(から終結後も)の久米島で、日本軍の狂気じみた「スパイ」視により20人の住民が虐殺された「久米島守備隊住民虐殺事件」に向き合い、紡いだ物語。
沖縄とスパイ、これは沖縄戦を知っていくほどに切り離せない関係であることであり、またどうしようもない悲しみと怒り、憤りとともにある事実であることを忘れないために読みたい一冊です。
「実を言うと、私はいまだに「何について、誰について」書きたかったのか分かりません。そして、今もなお沖縄が私に投げかけた問いへの答えを探しています。「なぜ沖縄なのか? 加害者とは何か? 被害者とは何か?」」(「作家のことば」より)
四六判 / 344p / ソフトカバー
発行:インパクト出版会