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『二重のまち』と一緒に歩き始めて5年ーーー
瀬尾夏美さんは、自分自身にも杖が欲しいという想いと、災渦のあとに物語の種が生まれてくるはずならば、下手でもなんでも作ってみようという発想から物語を紡ぎはじめます。
登場人物たちは、瀬尾さんが実際に陸前高田で出会ってきた人々がモデルになっており、復興工事のはざまで彼らが語ってくれた大切なことがちゃんと生き残ってほしいという想いが込められています。
本文の合間の挿絵は美しく、静かに優しく心に響いてきます。
*サイン入(絵柄はランダムでのお届けです。)
188mm x 130mm / 256p / ソフトカバー
第7回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞作『あわいゆくころ─陸前高田、震災後を生きるー』も◯
https://sunnyboybooks.net/items/5f7c808093f61957b79d3d66