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わたしたちの常識とはまったく異なる異世界の「働きかた」を紹介し、瞬く間にカルト的人気を集めた、抱腹絶倒のポッドキャストの活字版〈働くことの人類学〉入ってきてました〇
ポッドキャストで配信した全6話+タウンホールミーティングの内容に加えて、番組ホストである文化人類学者の松村圭一郎さんと小説家の柴崎友香さんの特別対談やブックガイドなども収録。
狩猟採集民、牧畜民、貝殻の貨幣を使う人びと、アフリカの貿易商、世界を流浪する民族、そしてロボットなどーーー7人の文化人類学者がそれぞれのフィールドで体験した知られざる場所の知られざる人々の「働き方」とは。
わたしたちの偏狭な〈仕事観・経済観・人生観〉を鮮やかに裏切り、軽やかに解きほぐしてくれる対話集は、仕事に悩めるすべての人におすすめです。
ますます不確実になっていく世界。これまでの当たり前の外から「働くこと」を見つめなおす一冊です。
■目次■
【巻頭対談】
ありえたかもしれない世界について
柴崎友香 × 松村圭一郎
【第1部|働くことの人類学】
貝殻の貨幣〈タブ〉の謎・深田淳太郎
ひとつのことをするやつら・丸山淳子
胃にあるものをすべて・佐川徹
ずる賢さは価値である・小川さやか
逃げろ、自由であるために・中川理
小アジのムニエルとの遭遇・久保明教
【第2部|働くこと・生きること】
2020年11月「働くことの人類学」の特別編として開催されたイベント「働くことの人類学:タウンホールミーティング」。 オンラインで4名の人類学者をつなぎ、参加者の質問を交えながら「働くこと」の深層へと迫った白熱のトークセッション。デザインシンキングからベーシックインカムまで、いま話題のトピックも満載のユニークな「働き方談義」を完全収録。
深田淳太郎×丸山淳子×小川さやか×中川理
ホスト=松村圭一郎
進行=山下正太郎・若林恵
【論考】
戦後日本の「働く」をつくった25のバズワード
【働くことの図書目録】
仕事と自由をもっと考えるためのブックガイド
松村圭一郎/深田淳太郎/丸山淳子/佐川徹/小川さやか/中川理/久保明教/コクヨ野外学習センター
【あとがき】
これは「発信」ではない
山下正太郎
画:安藤智
240mm×170mm / 302p / 無線綴じ