長くエチオピアをフィールドに、調査を重ねる文化人類学者の松村圭一郎さんによるエッセイ集。
幼い頃から見てきた村の少女たちが海外に出稼ぎを行くようになったーーなぜ彼女たちは海を越えて移動することを選んだのか。「人の移動」という問いに向き合った記録です。
〈目次〉
はじめに 移動する人が見ているもの
第一章 国境のはざまで
第二章 フィールドで立ちすくむ
・フィールドノート1 女性たちの旅立ち
第三章 人類学は旅をする
第四章 移民が行き交う世界で
・フィールドノート2 変わる家族のかたち
第五章 移民の主体性をとらえる
第六章 移動する何者かたち
・フィールドノート3 知りえない未来を待つ
第七章 「人の移動」という問い
・フィールドノート4 揺らぐ夢の行方
第八章 移動の「夢」が動かすもの
おわりに 対話をつづけるために
四六判 / 288p / ソフトカバー
発行:講談社